トルコ語とトルコ文化を楽しむ☆

福岡在住、トルココーヒーが大好きな、週末トルコ語通訳・翻訳・講師がつづる、通訳・翻訳・講師(小宮裕美)のお仕事のことと日常のこと

断食のワナ

5月5日から、断食月(ラマザン・トルコ語ではRamazan)が始まりました。

 

断食と聞くと、

「一切食事を摂らない」

イメージですが、食事を摂らないのは、

日中だけ」です。

 

つまり、日が落ちた時が、食べ時なのです。

 

AERA dot.の記事で、

あなたの知らない「ラマダン」の真実 日没後に無料で食事が振る舞われる深い理由

https://dot.asahi.com/dot/2019051500020.html?page=1

 

ここに、東京ジャーミイを取材された記事があり、

「食事を制限して胃腸を休ませる。できるだけ心穏やかに努め、イフタールを通して家族や友人を大切にして、気持ちも新たにする。断食は結果として心身の健康につながるのだ。」

と、あります。

※イフタールとは、断食中の日没後最初の食事のこと

 

まさにその通り!

 

なのですが、

「いつもより豪華で賑やかな食卓をともにする。」のが、1ヶ月近く続き、

早朝、日が昇る前に起きて、豪華な食事をするのです。

 

しかも、日中食べられない分、食べられる時に頑張って胃にストックするので、逆に太る人も後を絶ちません^_^

 

そして、ラマザン明けは、「ラマザン・バイラム」というお祭り(日本でゆうお盆に近い感じ)があり、トルコ語では「シェケルバイラム」=「砂糖祭」と言われ、甘いものが欠かせません^ ^;

 

ごちそうに、甘いもの…。

 

これで太らないのが奇跡かと。

 

 

食事の量に関しては、断食もやりよう。

 

何事もほどほどに。

 

仕事も遊びも…

 

ですね。