トルコ語とトルコ文化を楽しむ☆

福岡在住、トルココーヒーが大好きな、週末トルコ語通訳・翻訳・講師がつづる、通訳・翻訳・講師(小宮裕美)のお仕事のことと日常のこと

EBRUって知っていますか?

EBRUは、エブルと読みます。

 

トルコ土産といえば、

 

ロクム(ターキッシュ・デライト)、

海外のお土産の定番・チョコレート、

紅茶やコーヒー(それぞれ独特の淹れ方なので

購入には注意が必要!)、

絨毯やキリムなども思いつく方は多いと思います。

 

 

あとは、ゴールドやシルバー製品。

日本と比べると安いので

購入を考えている人にはお勧めです。

 布製品や革製品も良質のものがあります。

 

それで、EBRUですが、

なにげに知られていないのが、これかなと思いました。

 

 (実は2か月前にもEBRUを紹介してますが、

あらためてのご紹介…^^;)

 

EBRUはマーブリングの伝統美術のことで、 

日本の墨流しと源流が同じと言われている紙装飾技法なのです。

 

紙で制作する場合だと、絵画的な楽しみ方が主流になりますが、

 

それを実用品、たとえばスカーフなどにアレンジして

 

販売されています。

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作品はとてもきれいで、ハンドメイドだと世界一点ものなので

 

贈答品にはうってつけだと思いますよ。

 

そういった作品を福岡で紹介しているのが

こちら

http://picdeer.org/egeelakomi

 

Anatolia(アナトリア)という名前の工房です。

 

 

・・・はい。

 

私の夫が作っています。

 

 

故郷イズミルにてEBRUアーティストに師事し、

 

日々、インクと素材との相性をチェックしながら、

 

夜な夜な(日中は他のお仕事なので)

 

制作に欠かせないトラガカントゴム(これがないと、無理!)を水と一緒にグルグル混ぜる・・・ところから縫製までをやっております。

 

写真から作品を作ることも。

 

トルコででも、実用品など加工品には、

マーブリングのプリントを使って作る、機械を使った作品が多いのですが、

 

夫は一から手作りにこだわっています。

 

なので、本当に一点ものばかり。

 

 

作品もだいぶ、出来上がってきましたので、

 

そろそろ私のリザーブストックのページでも取り扱いを始めようかと思っています。