やさしい兵士の話
トルコには兵役が
あるんです。
最近のニュースで「兵役が12か月から6か月に」という話が出ていまして。
一気に半分の期間に減るなんて、これから兵役に行かないといけない人たちには、いい知らせ!
20数年前は18か月あったそうですから、3分の1に激減。
トルコには、"兵役の友"という意味のaskerlik arkadaşıという言葉があり、兵役中の繋がりって強いんだな、と感じさせられますが、これも6ヶ月になると、薄れてしまいそうですよね。
ちなみに、兵役の免除や期間の期間短縮制度は、引き続きあるようです。
さて。
”兵役”で思い出したのは、ちょうど20年前、トルコを友達3人で回った時、チャナッカレ(「トロイの木馬」がある町)を歩いていると、小学生くらいの子供たち3-4人が「お金ちょーだい」と言って付いてきたことがありました。
困ったなと思いながら歩いていると、公園の近くに立っていた兵士を見つけたので、「この子たちがついてきて困る」と言って、子ども達がその場から離れるまで公園で待機させてもらったことがありました。
「行ったよー」と合図してくれ、安心して街の散策を続けられました。
その兵士が兵役でそこにいたのか、職業軍人だったのかは分かりませんが、やさしい感じの方で、印象に残っています。
トルコには軍とは別にjandarma(ジャンダルマ)と呼ばれれ、治安維持や交通整理などに従事する組織もあり、人数としてはジャンダルマが多いらしいので、街中ではジャンダルマを見かけることが多いです。
いずれにせよ、警察も軍もジャンダルマも、基本は人々を守るものなので、恐くはないですよ。